ランウェイドール - ドールと一緒に歩く歩数計アプリ

プロジェクト概要

健康管理やダイエットは継続が難しいという課題に着目し、「楽しく続けられる健康管理アプリ」をコンセプトに開発しました。ファッション要素とSNS機能を取り入れることで、ユーザーのモチベーション維持を支援する新しい形の健康管理アプリを目指しています。前作「ねこと歩く」で得た知見とリソースを活用し、さらに進化させたアプリとして開発しました。

主な特徴

1. ゲーミフィケーション要素

歩数計アプリに楽しさを加えるゲーム要素を導入しています。

「ランウェイドール」のモチベーションサイクル：運動とSNS共有による継続的なモチベーション向上の仕組み

• ユーザーが歩くことで歩数に応じた素材やコインを獲得できる仕組み
• 獲得したコインでドールの着せ替えアイテムやインテリアを購入可能
• 自分好みのコーディネートを楽しめる豊富なファッションアイテム
• アプリ内SNS「フォトスタ」で自分のコーデをシェアして友達とつながる
• ファッションコミュニティとの交流でモチベーションアップ

前作「ねこと歩く」のモチベーションサイクルをさらに発展させ、SNS機能を追加することでユーザー同士の交流によるモチベーション維持の仕組みを強化しました。自分のアバターやルームのコーディネートをアプリ内SNSでシェアすることで達成感が得られ、友達からの「いいね」や「コメント」がさらなるモチベーション向上につながります。

2. インテリア機能

自分だけのオリジナルルームをカスタマイズできるインテリア機能を搭載しています。

• 歩くことで獲得できる素材やコインでインテリアアイテムを購入
• 多彩な家具やアクセサリーで自分好みの空間を演出
• 季節やイベントに合わせた限定インテリアアイテム
• 友達のルームを訪問して交流できる機能

3. ソーシャル機能

ユーザー同士のつながりを促進するSNS機能を実装しました。

• アプリ内写真共有SNS「フォトスタ」でお友達作り
• お気に入りのコーディネートを撮影して共有
• お互いの作品にいいねやコメントが可能

技術スタック

アーキテクチャ概要

「ランウェイドール」は、クライアントアプリはUnityで開発され、AWSサービスに直接アクセスするサーバーレスアーキテクチャを採用しています。

データフロー

1. 認証フロー：AWS Mobile SDKがCognitoを通じて認証し、取得したトークンを使って他のAWSサービスにアクセスします。
2. データCRUD：プレイヤーデータ、歩数記録、アイテム情報などをDynamoDBで管理します。
3. 写真・素材CRUD：ユーザーが撮影した写真やアバター画像などをS3に保存します。

特徴

• サーバーレスアーキテクチャの採用：常時稼働のEC2インスタンスなどを使わないことで、インフラコストを大幅に削減しました。特にユーザー数の変動が大きいモバイルアプリでは、固定費を抑えることができる点が大きなメリットとなりました。
• 効率的なNoSQLデータモデリング：DynamoDBを効率的に活用するため、アプリケーションの要件に合わせた最適なデータモデルを設計しました。特にSNS機能におけるタイムラインの実装では、高パフォーマンスを実現するための工夫を施しています。

アプリ紹介